この度、大阪府が実施されている、「NPO等活動支援によるコロナ禍における社会課題解決事業」の令和4年度採択事業として、私たち特例認定NPO法人ASOVIVAが採択されました。
府は、コロナ禍で顕在化した社会的な課題に対して、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を踏まえ、民間資金提供先(一般財団法人 村上財団)とNPO等との協働により地域の課題解決を図る取組みを実施されています。
採択事業名
採択事業名は
「未来へ繋ぐ不登校支援。地域を生きた学びのフィールドへ。子どもも大人も自由に学ぶ【くつろぎ自由研究室】開設事業」です。
スクールから歩いて数分のところにある、旧木口薬局の古家を改装し、ASOVIVA!の子ども達と地域の人が交流しながら活動できる、小さなコミュニティショップを創る事業です。
2部屋間借りの小さな活動から始まったASOVIVAを応援し続けてくださる皆さまに支えていただき、現在は6才〜17才の26名の子ども達が在籍し、毎日平均15〜17名の子ども達と賑やかに過ごしています。
新年度は既に入学が決まっている子、入学を前提に体験に来ている子が数名います。
子ども達の興味関心も様々で、現在の拠点や設備に留まらず、自然も人も豊かな南河内の地域の中で、生きた学びを深めていける環境を作っていきたいと願っています。
いただいたこの機会を活かし、学校から遠ざかっても社会との関わりを失うことなく、子ども達が希望を持って将来を描いていける環境創りに一層励んで参ります。
今回採択していただいた事業では、5月13日から6月30日までクラウドファンディングを行ない、集まった資金と同額を村上財団様よりマッチングギフトとして助成していただけます。
詳細は追ってお知らせしていきますので、応援よろしくお願いいたします。
その他の採択団体のみなさま
今回、NPO法人ASOVIVAを含めて7団体が採択されましたのでご紹介します。
どの団体さまも素敵な取組みをされています。
■ 生活に困窮する子育て世帯・若者を支援する子ども食堂等に食料品を届ける仕組みづくり
(一般社団法人こどもの居場所サポートおおさか、大阪市)
■ 不登校・ひきこもりの子ども達がオンラインのバーチャル空間で繋がる・学べる居場所創り
(NPO法人キリンこども応援団、泉佐野市)
■ コロナ禍の多胎妊産婦支援 -大阪650組の双子や多胎児ママパパをつなげるプロジェクト-
(NPO法人つなげる、兵庫県尼崎市)
■ 大阪府下の生活困窮者へ健康的な食事を!孤立児童へ食の楽しみを!「フードロス解決循環型フードレール事業」
(一般社団法人働き方フランチャイズ、京都府京都市)
■ LGBTQが気軽に集え、相談できて、生きていける地域にするための居場所事業
(NPO法人Queer and Women’s Resource Center、大阪市)
■ 大きな社会課題である食品ロスと貧困を同時に解決!美味しく食べられるのに廃棄となる可能性の高い食品を様々な理由で困窮している人達へ配布
(NPO法人日本もったいない食品センター、摂津市)