少しずつ動き始めたMUSUVIVAの活動の様子を紹介します。

【創作活動】

これまで手描きでしか描いてなかった作品も、データ化することでグッズ制作などができ、商品化へと繋がります。
メンバーの特技、才能、取り組める時間などを考慮しながら、1つずつオリジナル商品の開発をしていきます。

MiZ(ミィーゼット)さんは現在、自分の書をカレンダーにすることをメインに取り組んでいます。
必要な工程は幾つもあります。

①使用する12の言葉を生み出す
②毛筆で清書する
③スキャニングしてデータ化する
④大きさ、デザインなどを決めていく
⑤実際にデザインを作っていく
⑥試作品を作る
⑦商品用の紙を選ぶ
⑧印刷する
⑨商品名を決める
⑩パッケージを決める
⑪袋詰めなどして完成
⑫SNSなどで発信
⑬通販サイトに商品登録
⑭受注管理
⑮発送作業

例えば絵が得意であっても、商品化して収益を上げていくためには、様々な工程やスキルが必要となります。全てを自分でこなせればいいですが、やってみても途中で行き詰ってしまう人も多いことと思います。

MUSUVIVAでは、少しずつ自分でできることも増やしながら、苦手な部分はスタッフが担ったり、ASOVIVAの子ども達にアドバイスをもらったりしながら、みんなとの繋がりの中で自分の好きなことを通した仕事作りに取り組むことができます。

【スクールの運営サポート】

お料理が得意なメンバーの宇陀さんは、スクールの子ども達の給食作り。
フードドライブで食材を募ったり、繋がりある方からスパイスを購入するなどしながら、野菜たっぷりの手作り給食を週1回提供してくれています。

献立を決めるために、子ども達からリクエストを集めました。
1か月の献立の予定を立て、予算に合わせて食材を決めます。
調理日に合わせて材料集め、下準備、当日の調理、食材費の管理など、予定を立てながら進めています。

その他、草刈りなどの環境整備、MUSUVIVAオリジナル商品の野草茶作りをすることもあります。また、道の駅ちはやあかさかにお仕事をしに行っているメンバーもいます。
野草茶も道の駅で委託販売してもらうなど、地域にも支えられています。

MUSUVIVAでは、その人に合わせた仕事作りを、本人と相談しながら、大家族のようなコミュニティの中で取り組んでいます。