現在92人

(2023年6月末現在)

どうして支援が必要なの?

【公的な補助が得られない】

民間のフリースクールには公的な補助金が1円もありません。そのため、運営に必要な全ての経費を用意する必要があります。フリースクールは学校園と認められないことがほとんどで、遠足などの課外活動でも学校園割引は受けられません。 団体割引が適用されるほど大人数でもないため、引率するスタッフの費用や交通費など、1回の遠足で1か月の活動費をほぼ使い果たしてしまう状況です。

【労働環境を整えたい】

ニーズはあるのに、事業性が低いため新規参入者が少ないのが「学校以外の学びの場」事業です。ASOVIVA!は設立時からずっと毎月綱渡りのような運営を続けています。開校当初はスタッフは無報酬でした。少しずつ出せるようになってきましたが、今後、他の方にも担ってもらうためには、雇用条件や労働環境を更に整える必要があります。

【個人負担を軽減したい 】

公的補助がないため、必然的に学費が高くなります。公教育との差が大きく選択肢にできないご家庭も多いのが現状です。毎月の学費に加え、交通費や昼食費なども費用がかかります。

【継続していきたい】

子ども達それぞれの成長や状況によって、利用する子どもの数が少ない時期もあります。 人数に左右されず、いつでも開いて、充実した環境で子ども達を迎え入れる場を続けていることは、大人側の責任だと考えています。

社会と繋がれる自分を取り戻す

ASOVIVA!では、学校に行かない選択をすることで起きる様々なダメージを回復し、
自分に自信を持ち、自分も人も信頼し生きていける力を取り戻せる環境創りに取り組んでいます。

安心できる居場所

自分がリラックスできる服装
好きなヘアスタイル
自分が集中して取り組める体勢
みんなと居てもいいし
1人で居てもいい
その人が感じる自分らしい在り方を受け入れ合って過ごしています。

対等な関わりの中での承認と尊重

ここではスタッフも子ども1人の人として対等な存在です。
スタッフは子ども達を100%信頼し、指示も命令もせず、みんなで話し合いながらスクール作りを進めています。

強制のない自由な選択

自分が何に取り組むかを自分で決めることができます。
遠足や運動会などをすることもありますが、参加するかどうか、どのように参加するかも自分で決めることができます。

違いを知り柔軟な思考へ

〇〇するべき、〇〇でなければならない。といった縛りのない環境では、みんなと違う意見や思いも素直に出せる子が多く、様々な価値観、考えに触れることができます。

傷ついたセルフイメージの回復

自分はダメな子だと自己否定を強めていた子ども達が、日々の活動を通して自分を肯定的に認められるようになっています

課題に向き合い対応する力

自由な場では責任が伴います。
責任とは、何かの後始末を全て自分で負うことではなく、人に助けてもらいながらも、人任せや人のせいにせずに最後まで自分ごととして引き受けること。
日常の小さな体験の積み重ねで身についていきます。