ASOVIVAに通う中学生の出席認定を中学校に求め、所属学校と話を進めてきました。
本題に入る前に、そもそもなぜ学校にいくんだろう?と疑問も湧き上がってきたのでそれについても記事にしてみました。
その中で何が、何を、何のために必要なのかを考え、調査してわかってきたことがあります。
まず、出席日数は調査書には載りません。
選抜方法や出願書類、調査書、など選抜試験に関わる情報は大阪府のHPで公表されています。
今は公立高校でも様々な選択肢が出来ています。全日制や専門学科、定時制だけではなく、授業時間が30分区切りのエンパワメントスクールや、時間割を自分で組めるクリエイティブスクール、多様な選択肢の中から自分の学びを組み立てていける総合学科、さらには公立でも唯一の通信制高校もあります。
中学校に行かない選択をした人の中にはこう言った選択肢が選びやすい人が多いのかもしれません。
一般の府立高校に入学するには、やはり内申書と呼ばれている中学校の調査書が必要です。
↓一般の学校を受ける時の調査書です。(様式集14ページ)
↑ご覧の通り出席日数の記載はありません。
評定は5段階表示で記載されますが、テストや授業の内容、取り組む姿勢などの評価を総合して学年ごと、科目ごとに表示されます。
なので評価の対象となる授業に出ていないと、総合評価がつけられず、「評定なし」となります。
評定なしとなった生徒の合格基準についても明確に定められ、公表されています。
評定は入試で学力検査と1:1になるように点数化されます。
評定がない人は、評定を仮に1と置き、点数化します。
それを学校のタイプ別に倍率が決められているのでそれを加味されます。
倍率のタイプは各学校のアドミッションポリシーに載っています。
各学校の倍率をそれぞれ加味したものと学力検査との総合点を、順番に並べます。
そこから募集定員の1.1倍を抜き出します。その上位90%(A群)が合格です。
上位90%に入れなかった人がB群、1.1倍の中に入れなかった人がC群(不合格)です。
ただしC群の中に入った中の、評定がない人はB群として取り扱われます。
次に評定のない人の学力検査の結果が、B群の中で最上位の人は合格、最下位の人は不合格となります。
残りのB群の人を各学校のアドミッションポリシーに照らしながら合格者を決めていく、という手順になります。
ここで初めて「部活/行動の記録」という部分が反映されることになります。
今回大阪府立の入試を調べていて感じたこと
内申書が学校に行かない選択をした人の進学にとって不利益にならないように、非常によく考えられた仕組みだと感じました。賢い人が作ったんやろな〜
ただ情報が多すぎて、調べるのが大変でした。
足りない情報、よくわからない部分があればコメント欄にお願いします。改善していきます
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